東海のYouTubeは読切漫画に似ている!?
東海オンエア・てつやが唸る、
ジャンプラ読切の誘引力
「少年ジャンプ+」10周年を記念した特別インタビュー企画「ジャンプラ読切沼のわたしたち」。この企画では、ジャンプラ読切の魅力にどっぷりはまって抜け出せない7名の漫画好きの著名人に、オススメのジャンプラ読切をセレクトしてもらい、その魅力を存分に語っていただきます。
第3回目となる今回は、YouTubeチャンネル「東海オンエア」のてつやさんをお呼びしました。登録者数700万人超の大人気グループで、リーダーを務めるてつやさん。計3,000本以上の動画で世間を楽しませてきた彼は「東海の動画って読切漫画っぽいんですよね」と言います。だからこそ「いい漫画に出会うと、同じクリエイターとして思わず悔しくなっちゃう」とも……。そんなてつやさんと漫画の関係を紐解きます。
個性が強いグループメンバーの中でも天才的な発想と圧倒的なカリスマ性を誇り、2020年12月には自身初のエッセイ「天才の根源」を出版。
好きなものを「好き」って言っていいんだ
てつやさんは、YouTubeでもよく漫画の話をされています。そもそも漫画を読むようになったきっかけは?
両親の影響が大きいです。2人ともちょこちょこ漫画を買う人だから、リビングには家族共有の本棚が置いてあって。いろんなジャンルの漫画が並んでいる中に、『ドラえもん』(藤子・F・不二雄、小学館)と『クレヨンしんちゃん』(臼井儀人、双葉社)がありました。小学校低学年くらいの頃から手にとっていたのを覚えています。おかげで「漫画って超楽しいな」って、割と早い段階から思っていました。
ご両親に漫画を買ってもらったこともありますか?
『DRAGON BALL』(鳥山明、集英社)を買ってくれたのが思い出深いです。小学生の頃、クラスの友達とアニメ版を観ていたのですが、全員理解がざっくりすぎて(笑)。「超サイヤ人(スーパーサイヤ人)が……」みたいなキャッチーなところで盛り上がるだけで、作品を完全には知らずにしゃべってたんです。ストーリーをもっと深く知りたい、こりゃ漫画を読んだほうがいいんじゃないかという気持ちになり、父親にねだりました。
そしたら父親が、2〜3日に1回、1冊か2冊ずつ買ってきてくれるようになったんです。父親が帰ってくるたびに「今日は漫画あるかな?」ってワクワクしてました。あのランダム感は、なんだか特別でしたね。中学生になってからは、自分でお小遣いを貯めて本屋に行くようになりました。
お小遣いで買った漫画の中で、特に印象的な作品はありますか?
『魔法先生ネギま!』(赤松健、講談社)ですかね。中学2年の頃に、クラスの友達にオススメされて読み始めました。主人公の女の子がとにかく魅力的で、ドハマリして全巻まとめ買いしたんです。たぶん7000円くらいしたかな……当時の僕には相当な大金でした。
上梓されたエッセイ本『天才の根源』(てつや、KADOKAWA)でも、その頃のクラスメイトが漫画の楽しさを教えてくれたと書かれていましたね。
その通りです。なんか20年くらい前って、オタク文化が恥ずかしいって雰囲気があったじゃないですか。だからいつも教室の隅に3人固まって、漫画についてひっそり話してました。ロッカーのあたりにずっといたから、そいつらのことは「ロッカー仲間」って名付けてます(笑)。
彼らと仲良くなれたのは、僕にとって大きいことでした。漫画に出てくるキャラについて、みんなで「コイツが好き」「いやいやコイツだろ」みたいに毎日やりあって、笑って。次第に、もうオタクでもなんでもいいから、0から100まで振り切って、好きなものを堂々と好きって言おう!って思えたんですよね。
かわいい子が出てくるほのぼのした漫画、ちょっとエッチだったりグロかったりする刺激の強い漫画など、いろいろ幅を広げつつも、『ドラえもん』や『週刊少年ジャンプ』といった王道も好き。そんな中学生でした。
DRAGON BALLが教えてくれたこと
そんなてつやさんが「人生の教科書」と呼んでいるのが、『DRAGON BALL』です。
はい、僕のバイブル的作品です。もう何周したかわからないくらい読んでます。何がいいって、主人公の孫悟空が、“ザ・主人公”なところ。細かいことを考えてるわけじゃないのに、やりたいことを曲げずに突っ走ってたら、自然とまわりから慕われてる。仲間を巻き込んで、世界一、宇宙一になっていく。軸さえブレなければ、案外どこまでもいけるんだってことを、孫悟空から教わった気がします。
たとえば僕が高校時代のヤバめな部活を乗り切れたのも、『DRAGON BALL』があったからこそ。僕がいた陸上部に、すんごい厳しい顧問がいたんですよ。毎秒怒られて、何してもビンタが飛んできて……ダーブラ(魔人ブウ編に登場する暗黒魔界の王)みたいなやつでした(笑)。でも、一度やるって決めたから、孫悟空のようにとにかく自分を曲げなかった。その部活で今のメンバーであるりょうや、ゆめまると仲良くなって、今も東海オンエアで一緒にいるんだから、『DRAGON BALL』に感謝です。
YouTubeの仕事において『DRAGON BALL』が影響していることもありますか?
めちゃくちゃあります! 孫悟空は、明るく元気なだけじゃなくて、常に数%は冷静なんです。そんなバランス感を僕も大事にしたいと思って、真似しながらここまで走ってきました。やっぱり勢いだけじゃいいコンテンツは作れない。孫悟空みたいに、まっすぐだけど、同時にいつも少しだけ冷静でいようって思ってます。
作者の鳥山明先生から受け取ったものも?
もちろん、たくさんあります。『DRAGON BALL』って、何巻もまたいだあとでようやく伏線が回収されることがありますよね。過去の描写を覚えていて、それに気づいた人だけ「あのときのアレだ!」って感動できる。そういう「わかる人にはわかる」仕掛けが、僕はめっちゃ好きなんです。だから、東海オンエアのコンテンツにもそういうカラクリを入れています。昔の動画の演出をパロディしてみたりとか。気づいてコメントしてくれている人を見つけると、テンションが上がりますね。
あと、『DRAGON BALL』だけじゃないですが、漫画ではよく吹き出しの外にセリフがちっこく書かれていますよね。飛ばし読みしてたら拾えない些細なところに、面白さが転がってる。ああいうのも東海オンエアの動画でやりたくて、たまに、1秒じゃ絶対読みきれないような長いテロップを出したりしてます(笑)。「え、何?」って思った人だけが、再生停止して読める。ファンとのちょっとしたじゃれ合いみたいで楽しいです。
天邪鬼な僕ですが、メンバーに勧められたら読んでみようって素直に思います
てつやさんは、生活の中のどんなタイミングで漫画を読みますか?
学生のときは、もちろん家でも読んでたし、高校では部室に漫画があったから、暇な時間に手にとっていました。あとは、世界史の授業で決まって読んでましたね。……今この場で、担当の太田先生に謝ります(笑)。
東海オンエアとして忙しくなってからは、漫画が生活に溶け込んでいるような感じです。新幹線や飛行機で移動するときとか、寝る前とか、時間がしっかりとれるタイミングで読むことが多いですね。紙で揃えていた作品以外は、電子で買ってアプリで読むことがほとんど。僕は一度読み始めると画面の外が見えなくなるタイプなので、スキマ時間には読みません。
なるほど。てつやさんは2024年7月に、第1子誕生の報告をされています。漫画ライフに、何か変化はありましたか?
娘が生まれたのを機に、別居婚だったみぃちゃん(妻の峯岸みなみさん)と一緒に暮らすようになり、寝る前に漫画を読むハードルがちょっと上がりましたね。僕がなかなか寝ないと、みぃちゃんに「いつまで読んでるの?」って言われてしまうので。そんなときは「ごめんね〜寝よ寝よ」ってギュッとして、みぃちゃんの肩ごしに暗闇でこっそり読み続けます(笑)。
ちなみに妻は、漫画をそこまで読まないんですよ。3年くらい前から「『DRAGON BALL』を読まないと俺の人生を語れないから、一旦読んでくれ」って言ってるけど、まだ読んでもらえてないです……。娘には、いつか読んでもらいたいなあ。押し付けたくはないので、本棚の下の方に全巻並べて、自然に手を伸ばしてくれるように仕掛けようと思います。ちょっとエッチな作品とかは、絶対手の届かない上の方に移動させて。
ははは(笑)。漫画選びにもこだわっていると思うのですが、てつやさんが「これは面白そうだ」と思う基準はありますか?
最近は、SNSの投稿とか広告を見て「これ気になる!」って思ったら、即買いしちゃいますね。とりあえず飛びついて、1〜2巻だけでも読んでみる。かつて震える手で『魔法先生ネギま!』全巻を一気買いした僕ですが、今では仕事をがんばっているから躊躇なくじゃんじゃん買えるので(笑)、積極的に出会いの数を増やすようにしてます。
他人からオススメされた作品を読むこともありますか?
実は僕、漫画をオススメされると、ちょっと構えちゃうところがあるんですよ。「ロッカー仲間」から教えてもらったような、ややニッチな作品だったら全然いいんですが、特にみんなが読んでるような王道漫画だと、なかなか飛びつきにくい……。何なんでしょうね、人と違うことをしていたいってマインドが強いのかもしれません。
ただ、東海オンエアのメンバーからのオススメは、有名どころでも読んでみようって素直に思えます。『グラップラー刃牙』(板垣恵介、秋田書店)も、ゆめまるに教えてもらって読み始めました。みんな漫画好きだし、こんだけ一緒にいてお互い知り尽くしているから、信頼があるんです。
東海オンエアの動画では、漫画の話や例えがよく出てきますよね。
僕らと漫画は、切っても切り離せない関係にあると思います。メンバーのとしみつ・しばゆー・ゆめまるが『トリコ』(島袋光年、集英社)にハマっていて、それを知った島袋先生からサイン入り色紙が届いたこともあるくらい。ただ、僕はまだ『トリコ』を読んでいないんです。知らないままでいた方が、3人のやるトリコネタをより面白がれるんじゃないか、って(笑)。
こうして、東海オンエアの企画がきっかけで作品の面白さを知ったり、これは読まなきゃってなったりすることが多いのは、ありがたいことです。
読切漫画は、東海オンエアの動画っぽい
ここからはジャンプラの読切作品について聞いていきます。てつやさんが、読切を楽しむようになったきっかけは?
単行本で漫画を読んでると、「この作品はもともと読切がベースになっている」というものがちょくちょく出てきますよね。それで興味を持ったのが最初です。読切は、短いのに満足感がたっぷりあって、時間があんまりないときでも楽しめる。いつの間にかハマって、表紙を見て気になったものを片っ端から無限に読んでます。
「読切ならではの面白さ」といえば、何だと思いますか?
テーマ設定や世界観の置きどころをどうするか、そして短いスパンでどうオチに落とし込むか。そんな一本勝負をしているところですかね。
決められたテーマを限られたページ内で描き切るのは、東海オンエアの動画とちょっと似てるなとも思います。シリーズ企画って滅多にやらないんですよね、一本の面白さで勝負したい。だから僕は、気づいたら動画クリエイター目線で読切を読んでいることも多いんです。テーマ設定があまりに素晴らしいと、「俺もコレ思いつきたかった!」って悔しくなっちゃうこともあったり。
今回は、そんなジャンプラ読切の中からてつやさんが選んだ、オススメ3作を紹介していただきます。海野久遠『普く通る』(あまねくとおる)、江藤俊司/三輪ヨシユキ『後ろの四天王』、深津ザオウ『地上最強の引きこもり』というラインナップです。
どれも共通して、「いいテーマ設定だ……」と歯ぎしりしてしまった作品です(笑)。僕は個人的に、身近だけれど意外性があるテーマが好き。よくある題材をちょっと転がして、誰もやっていない角度からうまく描いてる──そんな秀逸な3作を選んできました。
「普通」ってかっこよくない?
まずは1作品目、『普く通る』です。
この作品の何がすごいって、主人公がめちゃくちゃ普通なところです。主人公・トオルの前に、ポミエルと名乗る天使のような生き物がやってきて、「ボクと一緒に、全ての並行世界で人類を救って欲しい」と言い出す。つまりトオルくんが世界を救う話。こういうテーマって、ハリウッド映画みたいに壮大になりがちじゃないですか。だけど『普く通る』は、大がかりなテーマのわりに、不思議なくらいに普通なんです。
たしかに。重大なミッションを振られたトオルくんの動揺が、ものすごく等身大に描かれていますし。
「普通」って、言われてあんまりうれしくない言葉だと思うんです。少なくとも僕は学生時代、「みんなすげーのに、自分はなんて普通なんだ」って落ち込むことが多かった。でも、これを読むと、普通がかっこよく思えてくるんですよね。
明るくて何でもできちゃう、どストレートに成功するだけの主人公って、つまらないし。実際、僕はあまりに主人公がうまくいっている漫画だと、そろそろ負けろって思っちゃいます。しんどそうに悩みながら、それでも這い上がっていくトオルくんだからこそ、等身大でかっこいい。「普通の人」が秘めている可能性を感じさせてくれるんです。
何度も何度もトライして大量の世界を救っていくトオルくんの姿は、YouTubeであきらめずにいろんな挑戦をするてつやさんにも重なる気がします。
たしかにちょっと似てるかもしれません。でも、この物語の途中で、トオルくんは救うべき世界があといくつ残っているかを聞かされますよね。あの絶望的な数字を見たら……さすがに僕でもひよってしまうかも(笑)。 ただ、面白い動画を作るときのいつものしぶとさで、案外挑戦するかなとも思います。
『普く通る』はファンタジー色の強い作品ですが、てつやさんは、すごくリアリティーを感じながら読んでいるようにお見受けします。
僕、漫画を漫画と思わないというか、現実とフィクションの間に境目を引かないタイプなんですよ。どんな作品でも主人公を生身の人間だと思って読むし、自分と重ねて「俺だったらこうするかな」とか考えます。漫画の世界の話は、常に自分にも起こり得るってスタンス。もし今、突然ポミエルがやってきて「てつやくん、世界を救って」って話しかけてきても、別に驚かないで会話できる自信があるくらいです(笑)。
この作品は、どんな人にオススメでしょう?
自分の「普通さ」に嫌気がさしている人に読んでもらいたいですね。自分にも意外と普通じゃない部分があるのかもしれないし、むしろその「普通さ」がとんでもない武器なのかもしれない。そんなことを感じられるストーリーです。そして終わり方が、これまた印象的で。解釈の余地があって僕はめちゃくちゃ好きです。ぜひ読んで、どういうことか考えてみてほしいと思います。
こんな視点、どうやったら思いつくんだ?
続いて『後ろの四天王』です。
これはもう、設定にしてやられました。舞台は「スワヴ帝国」。いわゆる敵キャラの帝国で幹部を務める魔界生物たちが、メインの登場人物です。そんな強敵たちの視点に立ち、言動の「あるある」をギャグ的に描く、斬新な作品なんです。
たとえば、さっさと相手を倒してしまえばいいのに、「また来るから覚えてろ」とか言って一旦退散する敵キャラって、よくいるじゃないですか(笑)。そんな「よく考えたらなんでだよ?」って言動にツッコんでいくわけです。
切り口が新鮮ですよね。でも「あるある〜」って、笑ってしまいました。
「なんとなく受け入れてたけど、言われてみればめっちゃおかしい」という、絶妙なラインだと思います。実は、こういう視点の笑いこそ、まさに僕が東海オンエアでいちばんやりたいことなんですよ。日頃からアンテナを張っているんですが、こんなにいい発想はなかなか出てこない。江藤先生はどうやってこのテーマにたどり着いたのか、ぜひ聞いてみたいです。
クスッと笑える細かい描写も、たくさん出てきます。
ごつい強敵キャラが戸惑ってたり、みんなでわちゃわちゃしてる様子は、画だけでもう面白いですもんね。全体的にはギャグっぽいのに、かっこいい画は真面目に作り込んである。そんな緩急も印象的でした。いろんな漫画を読んできた人にこそ、変化球として手にとってみてほしいです。漫画というものの幅の広さを感じられるかなと思います。
「陰キャ」だった中学時代を思い出す
最後の作品は『地上最強の引きこもり』です。
めちゃくちゃ好きな作品です。クラスでいじめられて引きこもっていた中学生「すみっこ人生」が、SNSで同い年のイジメられっ子「マシュマロ」を見つけて、傷を共有しながら友達になる。それで、高校で学校生活を謳歌するために、同じ学校に進学しようって約束するんです。
で、受験当日の朝に初めてリアルで対面するんだけれど、待ち合わせ場所にいたマシュマロは、ムキムキで、めちゃくちゃデカくて超強そう(笑)。「誰にもいじめられないくらい強くなる」ってことで、鍛えてきたっていうんです。
てつやさんも、最近までかなりストイックに身体を絞られていましたよね。マシュマロの努力がより実感できそうです。
作中ではそんなマシュマロの言動は、かっこいいというよりはネタ的な感じで描かれています。だけど、感動させられるシーンがちょくちょくあって。怪物的な強さを手に入れたマシュマロが内心どんなことを考えているのかとか。友情のすれ違いとか。今、友達関係や人間関係に悩んでいる人は、これを読んだらハッとすることが多いかもしれません。特にマシュマロの意外な繊細さに触れたら、人のことは見た目だけではわからないんだって思えるはず。
たしかに、特に学生ならクラスメイトとの関わり方について参考になりそうです。
学生時代って、なかなか余裕がなくて、人を表面だけで理解しようとしてしまうことが多いと思うんです。でもこの作品を読めば、たとえばイライラしてる人に対して「機嫌悪そうだな〜」で片付けるんじゃなくて、「こういうこと思ってるのかもな」と一歩踏み込んで考えられるようになりそう。関係づくりのいいきっかけになると思います。
もちろん、大人の皆さんにも読んでほしいです。僕は、これを読んでいて「陰キャ」だった中学時代を思い出しました。すみっこ人生とマシュマロ、両方に感情移入しながら「そうそう、自分に自信を持てないからこそこうなるんだよな」とか、「友達のことを信用しきっちゃうと、逆に疑うことになったりするよな」とか、いろんな共感が押し寄せてきましたね。
中学時代にあれこれ葛藤したからこそ、この作品をただの「おもしろギャグ漫画」で終わらせずに、もっと深いところで感じ取れる。そんな自分でいられてよかった、あの過去も悪くないなって思えたのも、印象的でした。大人にも新しい気づきをくれる作品です。
ノーリスクハイリターンだからいいんです
てつやさんが考える、ジャンプラ読切特有の魅力ってなんでしょう?
単行本の場合、読み始めるハードルが高いし、「これ自分にはハマらないな」と感じたときの切り上げ方も難しいですよね。でも、ジャンプラ読切はノーリスクハイリターン。短時間で味わえるから、超オススメです。「少年ジャンプ+」には今1,600本以上の読切作品があるそうなので、手当たり次第読めばどんな人でも好きな作品に出会えるのではないでしょうか。ぜひ、お気に入りを探してみてほしいです。
ありがとうございます。最後に、10周年を迎えた「少年ジャンプ+」に、メッセージをお願いします!
ホント、いつも楽しませてもらってます! 僕ら東海オンエアは、2023年に10周年を迎えました。つまり、ジャンプラさんと僕らは、ほとんど同い年。多数のコンテンツを生み出しているところも似ていて、勝手にちょうどいいライバルだなって思ってます。
東海オンエアにも“プラス”がつくように僕らも負けじと頑張るので、ジャンプラさんも“プラス”を取られないように頑張ってくださいね(笑)。これからも、ずっと読み続けます!
取材・文:安岡晴香 撮影:小池大介
編集:野路学・安岡倫子(株式会社ツドイ)
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